知らないからこそできることがある。

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Creative Commons License photo credit: Jimmy Mallinson

先日、縁があって、「人と防災未来センター」で開催された「ひとぼうカフェ ユース・ミーティング2011」に参加してきました。

現在も震災に何らかのかたちで関わっている、比較的若い世代の方々の公演を聴くことができたのですが、その中でとても印象に残る言葉がありました。正確に記憶しているわけではないので、細かい部分違っているかもかもしれませんが、忘れないようにここに書き記しておこうと思います。

知らないからこそ力がある。知らないからこそ考えられる。知らないからこそ表現できる。

震災で大きな被害を受けなかった人、震災について今までよく知らなかった人、だからこそ、震災というものについて何かできることがあるんだよ、という意味合いの言葉でした。

知らないからこそできることがある

この言葉、僕は震災に限らず、他のことにも通じる部分があると思うんです。

何かについてよく知っている人たちだけが集まった世界では、自分が知っていることが世界のすべてである、というような錯覚を起こしやすく、局所的な答えに陥ったり、新しいモノがなかなかうまれにくくなったりします。

一方、何かについてよく知らないけど興味はある人たちは、知らないことを知ろうとして自分の世界をどんどん広げていこうとするので、誰も気づかなかったような答えを見つけ出したり、今までにない新しいモノを生み出しやすいです。

例えば、何かに関心を持っている人たちが集まるためのコミュニティを作るときを考えます。コミュニティ内での議論や何かを生み出す過程がマンネリ化してしまわないように、よく知らないけど興味はある人をコミュニティにどんどん取り込んでいくべきです。最初はよく知らなかった人も、時が経つとよく知っている人になってしまうので、取り込みは継続的に行うことが大切です。

もう一つ。例えば、自分がよく知っている何かに対して一生懸命取り組むときを考えます。自分で自分の世界を狭めるようなことをしないために、色んなタイプの人と会話したり、取り組んでいることに直接関係なくても色々なジャンルの本を読むように心がけます。誰かに自分が取り組んでいることを話したり、本から自分が知らないことをインプットしたりするうちに、今自分が取り組んでいることのまわりに、たくさんの知らない世界が広がっていることに気づくことができ、それが新しいモノを生み出すきっかけに繋がります。

「知らないからこそできることがある。」

だからこそ「自分は知らない」ということをまず認め、そこから「自分は何ができるか」ということを真剣に考えていく、あるいはそれができる環境を作り出すことが大切なんじゃないかと、すごく考えさせられました。

まとめ

なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、最後に、大好きなサカナクションのアルクアラウンドという曲の中の一節を紹介して終わりにします。

悩んで 僕らはまた知らない場所を知るようになる 疲れを忘れて

どんどん自分の知らない世界に出会って知って、自分ができることを増やして行きましょう!
それでは!