[読書] 「入門Git」

入門Git 入門Git
濱野 純(Junio C Hamano)

秀和システム 2009-09-19
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Gitに関する理解をさらに深めるために読んでみました。

以前「入門git」という似たタイトルの本を読みましたが、こちらはGitの「G」が大文字。ややこしいけど別物です。(「入門git」の感想記事

目次

  • Chapter 1 – gitとは
  • Chapter 2 – gitの基本概念
  • Chapter 3 – インストールと初期設定
  • Chapter 4 – 独りで使う
  • Chapter 5 – 2か所で使う
  • Chapter 6 – グループで使う
  • Chapter 7 – ブランチを使った開発
  • Chapter 8 – 分散環境とブランチとの関連
  • Chapter 9 – 変更履歴を追いかける
  • Chapter 10 – パッチベースのワークフロー
  • Chapter 11 – ゴミファイルの無視
  • Chapter 12 – 構成変数
  • Chapter 13 – リモートリポジトリ定義
  • Chapter 14 – ファイルアトリビュート
  • Chapter 15 – 歴史の2分探索
  • Chapter 16 – 間違いからの回復
  • Chapter 17 – フックメカニズム
  • Chapter 18 – リポジトリの出版公開
  • Chapter 19 – gitの周辺

内容・感想

gitプロジェクトのメンテナである著者が書く、説得力に満ち溢れたgit入門書。

gitの一般的な概念から、状況別のブランチの便利な使い方、Gitが内部的に扱うデータ構造まで、Gitを業務で使う上でに必要なことについてくまなく説明されているように思います。個人的には「.gitignore」の詳しい文法について触れられていたのがよかった。

gitを使い始めて間もない初心者が犯してしまいそうな間違いを、随時取り上げながら説明が進んでいくので、本書を読み進めるうちに自分の中のgitに対する勘違いや理解不足がどんどん解消していきます。仮に間違いを犯してしまった場合でも、状況ごとに対処法が詳しく説明されているので、安心してgitを使い始めることができます。このあたりはとても親切。

本書は「入門git」と比べると、ページ数も多くボリュームもたっぷり。紙面に余裕があることも影響してか、コミット家系図などの図も豊富に用意されているように感じました。一方、文章の読みやすさに関しては、本書よりも「入門git」の方がとっつきやすい感じ。どちらも良書だと思うので、二冊とも読んでみると、gitのことを深く理解できるかもしれません。

まとめ

著者がgitプロジェクトのメンテナということだけあって、gitについて非常に体系的にくまなく説明されている良書だと思います。「gitを業務に導入したい」と思っている方は必読だと思います。あとやっぱり読者として、著者に説得力があるということは非常に重要なことだと実感しました。

もうgitの本は2冊読んだし、そろそろ次のトピックについて勉強しようと思う今日この頃。なのですが、オライリーから「実用Git」という書籍が出版されている模様。

どうしようかなーと悩みつつ、とりあえずこの記事はここで終わりにします。
それでは!