「エンジニアのプレゼン/スライド作成入門」を読みました。

WEB+DB PRESS plusの書籍を全部読んでやろうと思い、近々プレゼンする機会もあるので、まず手にとって読んでみました。

目次

  • 第1章 スライド作成の基本 – 準備が大事
  • 第2章 伝わるスライド作り
  • 第3章 見栄えの整え方と図表の効果的な使い方
  • 第4章 OpenOffice.org Impress 再入門
  • 第5章 スライド作成を楽にする方法
  • 第6章 スライド作成のアンチパターン

内容・感想

この本が主張していることは、

  • スライドをいきなり作り始める前に、先にプレゼンの目標、目的、結論を明確にしよう
  • スライド作成手順を「要件フェーズ」「設計フェーズ」「記述フェーズ」の3段階に分け、それぞれのフェーズで中間的な成果物を着実に作成しながら、スライドを完成版に近づけよう

の2点。

第4章、第5章は、OpenOffice.orgの「Impress」の使い方に関する内容なので、興味がない人は読まなくてもいいかと思います。

僕自身のプレゼンスキルは大学/大学院の研究室時代に先生・先輩に叩きこまれたものですが、本書で書かれているようなことを感覚では理解していたものの、それを安定して実現するための確立したプロセスはもっていませんでした。

本書で紹介されているスライド作成手順をすべて真似する必要はないかと思いますが、自分のスライド作成プロセスを安定させ、常にクオリティの高いスライドを作成できるようになるために、非常に参考になる内容だったと思います。頭の中がとても整理されました。

本書では「すべての情報が頭の中にある状態で整理しようとしてもうまくいかないので、実際にスライドを作り始める前になるべく情報をアウトプットしておきましょう」という考えが全体で一貫して述べられています。

そのためのツールとして、ブレインダンプやマインドマップ、ロジックツリーといったツールが紹介されています。ついつい焦っていきなりスライドを作成し始めがちですが、まずは落ち着いて紙に自分の頭の中にある情報を書きだしてみることが非常に重要だと感じました。

個人的に参考になったのは、「図を作成する前にまず文章で図の内容を書いてみる」ということ。プレゼンリハーサル中に、図を表示しているスライドで何を話せばいいのかわからなくなることがよくあります。そんな時、先に「図を使って伝えたいこと」を文章に起こしておくことで、図を使った説明がスムーズに進みますし、図自体も洗練されますね。

まとめ

どんな本にも当てはまることだと思いますが、本書で紹介されている内容をすべて鵜呑みにする必要はないと思ってます。

すでに自分の中にある方法論に、使えそうだと思ったところを部分的に取り込んでいくことで、どんどん方法論をブラッシュアップしていくようなスタンスがいいんじゃないでしょうか。

比較的かるく読める内容だと思うので、近々プレゼンを控えている人もぜひ!

それでは!