[読書] Running Lean ―実践リーンスタートアップ

会社の社長が「仕事に役立つ」ということで貸してくれたので、読んでみました。

スタートアップに関わっている人、スタートアップをこれから立ち上げようと思っている人であれば、すべての人にオススメしたい良書です。

目次

  • 1章 メタ原則
  • 2章 Running Leanの実例
  • 3章 リーンキャンバスの作成
  • 4章 ビジネスモデルの優先順位
  • 5章 実験の準備
  • 6章 顧客インタビューの準備
  • 7章 課題インタビュー
  • 8章 ソリューションインタビュー
  • 9章 バージョン1.0をリリース
  • 10章 計測の準備
  • 11章 MVPインタビュー
  • 12章 顧客ライフサイクルの検証
  • 13章 機能の押し売りはやめよう
  • 14章 製品/市場フィットの計測
  • 15章 結論
  • 付録 低燃費スタートアップの作り方

内容・感想

本書は、まさにスタートアップ立ち上げのためのHow-To本。

思いついたアイデアをビジネスモデルとして文書化し、そのリスクを特定した上で、本当にうまくいくのかを検証するために、できるだけ高速に「構築・計測・学習」のサイクルを回していく方法が紹介されています。

内容はタイトルのとおり、とても「実践」的。スタートアップが各ステージごとに起こすべき具体的なアクションと、とあるスタートアップの実例を題材としたケーススタディが合わせて示されています。これから起業を考えている人にとっては、非常に参考になるんじゃないかと思います。

かくいう僕も、スタートアップに立ち上げから参加して、かれこれ一年以上が経過しました。今まで自分たちが実際にとってきた行動と、本書に書かれている方法論を照らしあわせてみて、本書もっと早く読んでいれば、また違った行動をとっていたかもしれないと思うところがたくさんありました。後悔する気持ちは全然無いんですけどね。

本書では、一つのスタートアップの立ち上げをベースに色々な方法が紹介されていますが、既存のサービスに新機能を追加する場合も、同様の方法が使えるんじゃないかと思います。機能追加に関して何か悩んだ時に、この本をもう一度読み返して、どんな行動をすべきか考えたいですね。

まとめ

もし、次自分がスタートアップを立ち上げることになったら、ぜひとも常に肌身離さず持ち歩いて参考にしたいと思える、スタートアップの実践的な教科書でした。

オライリーから出版されていることもあり、技術的な話もすこし出てきますが、エンジニアじゃなくて難なく読めるとおもいます。逆にエンジニアの人にとっては、ビジネスのことについて勉強し始めるいいきっかけになるんじゃないでしょうか。少なくとの僕にとってはそうでした。

ちなみに、本書は「リーン・スタートアップ」と「ビジネスモデル・ジェネレーション」という2冊の本をあらかじめ読んでおくと、理解が進みやすいです。

すでに、この2冊を読んだことがある人は、そこに書いてある内容をより実践的にしたのが本書、だと説明すると内容が想像しやすいんじゃないかと思います。

読み終わって、書かれている内容を明日からすぐ実践したいと思える、素晴らしい書籍でした。
それではー!