[読書] 入門Chef Solo – Infrastructure as Code

伊藤直也さんによる、Chef SoloとVagrantを使った環境構築自動化の入門書。PDF版で124ページという短めの分量なので、サクッと全体像を掴みたいときにオススメです。

入門Chef Solo - Infrastructure as Code入門Chef Solo – Infrastructure as Code

社内の開発環境・サーバ環境の構築を自動化したいと思い、Chef SoloやVagrantに興味が湧いてきた今日この頃。まずは、Web上に公開されている色んな記事をもとにトライしてみようとしたのですが、まとまった情報がなかなか見つからなくて困ってました。そんな時、この本が話題になっていることを知り、早速衝動買い。

Chef Soloや、そのベースとなるChef、さらにはVagrantといった技術は、実現できることが非常に多彩なので、全体像をつかむのに一苦労するんですよね。本書は、そんな悩みを抱える読者のために、各技術のエッセンスをうまい具合にピックアップして、1〜2時間もあれば全体像を把握できるような構成になっています。

読み進めていく過程で、頭の中に散らばっていた断片的な情報がどんどんつながっていきます。全体像を把握できたあとは、自分で実際に試行錯誤しながら足りない情報をドキュメントから参照することで、どんどん使いこなせるように。そういう意味で本書は、これからChef SoloやVagrantを使い始めたい人が、まず最初に目を通しておきたい一冊です。

発展編として、Chef Soloではなく、Chef Serverを利用するパターンについて触れられていたのもGoodです。どうしてChef Soloだけではダメで、Chef Serverが必要になるのか。新しい技術を学び始める時に、それらを構成する各要素がどのような目的で存在し、どのように関係しあっているのかをまず把握する必要があると思うのですが、そのために必要な情報はしっかり取り上げられています。

気になった点としては、本書で扱ってる各技術のバージョンが、現行のものと比べて古い場合があり、設定ファイルやコマンドの内容を自分で読み替える必要があることでしょうか。それも、本書を片手に最新の情報を扱っているWeb上の記事を参照することで、問題なく解決できるレベルではあると思います。

繰り返しになりますが、本書は、Chef SoloやVagrantを全体像を把握するために、まず最初に読むべき一冊です。これだけの内容を124ページが収まっているのは本当に素晴らしいこと。お値段も890円とお手頃なので、Chef Soloやその関連技術に興味がある方は試しに購入してみてはいかがでしょうか。しっかりChef Soloが使いこなせるようになりますよ。

それでは!