HTML5 Hackathon in Kyoto 事前ミーティングに参加してきました

Our mighty volunteer army
Creative Commons License photo credit: Igal Koshevoy

2010年5月8日に京都リサーチパークで開催された、Kyoto Google Technology User Group(京都GTUG)主催のHTML5勉強会 & HTML5 Hackathon in Kyoto 事前ミーティング(Ideathon)に参加してきました。

Hackathonは、参加者が一日中ひたすらコーディングをし、あるテーマに沿ったソフトウェアを開発するイベントです。
Hackathonにはたいてい開催日前に勉強会とIdeathon(Hackathon当日に何を作るのかを話しあうミーティング)が用意されており、今回僕はそれに参加しました。

参加者は大体40人くらいだったかな?
それだけHTML5って注目されているんですね!

ちなみに僕は今回がHackathon初参加です。
HTML5やJavaScriptに関する知識も、「興味がある」という程度でほとんど持っていないので、若干緊張した気持ちで参加しました。

以下、簡単なレポート。

HTML5勉強会

村岡正和さんによる「HTML5で広がるリッチインターネットアプリケーション開発の未来」というタイトルでの発表。

HTML5で強化される点のうち、RIA開発に関係する部分に焦点をあてて紹介されてました。

RIA開発用にHTML5で追加されたAPIの概要に加えて、それらのAPIを使ったデモサイトも併せて紹介されていたので、聴いていてとても面白かったです。
発表が進むにつれて、僕の中のHTML5に対する期待がどんどん膨らんでいきました。

紹介されていたHTML5のデモのなかでも、一番僕がすごいと感じたのは次のデモ。

動画の周りに、スクリーンの光が周りに反射しているような効果が表示されてます。
なんとこれ、動画の描画情報をリアルタイムにcanvas要素にコピーして、そのcanvas要素を拡大して動画にマスクすることで実現しているみたいなんです!(間違っていたらごめんなさい)

今までのWebにおける動画ってFlashで完結してしまってたけど、HTML5で標準化されることで他のHTML要素との連携が簡単になり、単に「動画を再生する」ということ以上のモノが実現できるんですね!

HTML5の可能性と、その可能性を最大限引き出すためのJavaScriptの必要性を実感することができた勉強会でした。
これだけでも参加してよかった!

Ideathon

勉強会の後はIdeathonです。

まず、参加者が作りたいと思っているものによって大まかにチーム分けが行われました。
あらかじめ9つのグループが用意されていたので、参加者はどれか一つを選択する感じ。
(用意されていたのは、Game, Multimedia, GWT, Tool, Geolocation, Other, Graphic, Network, 入門、だったかな?)

僕はHTML5のオーディオ再生機能を使って「あるモノ」を作りたいと思っていたので、Multimediaチームを選択しました。

個人での開発を基本とするHackathonもあるみたいなんですが、今回のHackathonはGTUGの方針でチーム開発を重視しているそうです。

最初、Multimediaチームは僕1人でどうなることかと不安でしたが、主催者様のお気遣いにより晴れて3人チームを組むことができました。

各チーム30分の議論ののち、みんなの前でアイデアの発表。

どのチームも面白いものを作ろうとしていて、とてもいい刺激になりました。
中には「本当にできるのかなぁ?」というすごいアイデアもあったり(笑)

最後に参加者全員による投票を行い、一番面白かったアイデアを考えたチームには商品が贈呈されていました。

まとめ

今回の勉強会 & Ideathonに参加して、HTML5の可能性も実感することができたし、Hackathonに向けてその周辺技術を習得しなければならない状況に自分を追い込むこともできたので、本当によかったと思います。

何よりIdeathonでの色んな人達の様々なアイデアを聞くことができて、自分のモチベーション向上につながったのが良かったです!

僕たちMultimediaチームのアイデアは投票であまり人気がなかったけど、その下馬評を覆すような作品を作って、みんなの前で発表できるように頑張りたいな。

そのためにはまずHTML5とJavaScriptの勉強をしなければ!

頑張るぞー!!

  • tomo

    RIA技術で行けば既にJavaFX,Flash,Silverlight等々先に出てるのが多いけど、やっぱり今後を考えればHTML5が有力になるのかな?アップルはFlashサポートしなくなったし、業界全体を見渡すならFlash、HTML5の両者の共存か、それともどちらかが生き残るのか・・・今後注目されるところだと思うね。

    個人的にはアドビとアップルのケンカの中で繰り広げられたオープン化のくくりがいまいちよく分からないので、これっていえるものがあれば教えてちょ

  • HTML5にできてFlashにできないことやその逆もあるので、最終的には用途に応じて使い分けられる形に落ち着くのかなぁ、と勝手に予想してます。

    > 個人的にはアドビとアップルのケンカの中で繰り広げられたオープン化のくくりがいまいちよく分からないので、

    AdobeがFlashで書かれたアプリをiPhoneアプリに変換する機能を開発してて、もうすぐリリースのところまできてたんだけど、Appleがサードパーティのプラットフォーム上でiPhoneアプリの開発を禁止する方針に方向転換したのをきっかけにイザコザが発生したみたい。
    (もちろんFlashそのものをiPhoneに搭載する・しない、というのも原因の一つ。)

    方向転換した理由として、Appleは「アプリの品質が落ちるから」って説明しているけど、本当のところはただの囲い込み戦略でiPhoneというプラットフォームをクローズドな環境にしたいっていうのが本音だと思う。
    そういうAppleの態度に対して、Adobeや開発者コミュニティが「もっとオープンにしろ!」って不平不満を言っている感じ。

    そこらへんの事情(Apple側の言い分)はこのページ読めばわかるかもです。
    http://d.hatena.ne.jp/nitoyon/20100430/thoughts_on_flash_jp