「関西オープンソース2010」に参加してきました。

2010年11月5日、6日に大阪のATCで開催された「関西オープンソース2010」というイベントに参加してきました(6日のみ)。

いくつかのセッションを聴いてきましたが、その中の二つについて簡単にレポートしたいと思います。

HTML5 〜 ウェブの未来のためにいま何が必要なのか

ブラウザベンダー3社(Microsoft、Mozilla、Opera)によるパネルディスカッション。以下の3つのテーマに沿ってディスカッションが進められていきました。

中でも面白かったのは「どのHTML5関連技術に一番期待しますか?」といったテーマでの議論。

各ブラウザベンダーさんの答えは・・・、

  • Microsoft: ???(忘れました・・・)
  • Mozilla: WebGL(メモ紛失のため定かでない)
  • Opera: SVG(メモ紛失のため定かでない)

だったように思います(曖昧ですみません。。違っていれば教えてください。)

すごく印象に残ったのは、WebSocketに関する議論です。上と同じ質問が会場にされた結果、「WebSocketに期待する」と答えた参加者が一番多かったことがきっかけで議論が始まったのですが、内容をまとめると「何でもかんでもWebSocket使えば速くなるわけじゃないよ」とのこと。

「AJAXを使ったアプリケーションの動作が速くなる」ということを期待されているならば、「Server-Sent Events」という仕様を使ったほうがいいということで、WebSocketsに期待することじゃないそうです(これはパネラーの方々の発言ではありませんが)。

また、物理的に遠い場所とWebSocketを使った通信をする際には、パケットロスによる再送のオーバーヘッドが生じる可能性があるので、HTTPを使った方が速くなることもあるみたい(そこらへん、HTTPは最適化されているとのこと)。LAN内に通信を限った場合はWebSocketが効果的という発言もありました。

最近、Webの色々なところでWebSocketが盛り上がっているようですが、どういう場合に効果的なのか、一度冷静になって検討してみたいですね!

OperaなWeb標準

講師はOperaのDaniel Davisさん。

ソフトウェアがオープンスタンダードであることの大切さを説きながら、HTML5で追加される様々な仕様の現状・競合・課題について分かりやすく説明されていました。

印象に残ったのはオープンスタンダードという概念の説明です(もちろんHTML5追加仕様についてのお話も面白かったですよ!)。Operaは、オープンソースよりもオープンスタンダードを追求していくことが重要なんじゃないかと考えている感じを受けました。

例えばHTMLはオープンスタンダードにのっとった仕様です。ですので、複数のベンダーがHTMLを扱うWebブラウザを開発することができ、ユーザはそれらから好きなものを選択することができます。

一方Skypeはオープンスタンダードではない仕様。なので、別のSkypeクライアントを開発することはできないですし、もしSkypeが突然サービスを終了した場合、ユーザは継続的にサービスを利用することができなくなってしまいます。

誰でも簡単に使えるWebの実現を目指す上で、オープンスタンダードは非常に重要な概念だなぁと実感しました.

まとめ

他にも楽しい発表やブースがいっぱいありましたが、全部書くとながーくなるのでやめときます!

色んな発表聞きながら思ったのが、いつかは僕も前で何かを話したりLive Codingしたりできるようになりたいな、ということ。自分の好きな技術について話している人の目が、めちゃくちゃキレイに輝いてたから、そう思いました。

その為にはもっともっと勉強しなきゃですね〜。。
それでは!