「CSS Nite in OSAKA, Vol.25 with Microsoft」に参加してきました。

Napoli, 30 novembre 2010
Creative Commons License photo credit: Armando Mancini

2010年11月30日、マイクロソフト株式会社関西支店で開催された「CSS Nite in OSAKA, Vol.25 with Microsoft」に参加してきました。

「with Microsoft」というだけあって、マイクロソフト関連の技術・製品の情報が盛り沢山でした。
それぞれの発表について簡単にまとめていきますねー。

発表内容まとめ

「もう遅いなんて言わせない。これがInternet Explorer 9だっ!」:マイクロソフト 春日井 良隆さん

すみません、遅刻して発表を聞くことができませんでした。。。

「さっそく、IE9でHTML5とCSS3をコーディングしてみました。」:村岡 正和さん、秋葉 秀樹さん

実際にコーディングを行いながら、CSS3の各要素やHTML5のVideo APIがIE9でどれだけ動くのか検証されていました。

まずはCSS3から。角丸やbox-shadow、background-imageでの複数画像指定、nth-child擬似クラスなどがIE9で実際に動作していました。個人的には「リストの偶数番目のアイテムにこのスタイルを適用」なんてことが可能になる「nth-child擬似クラス」の存在を知れたことが収穫でした。

次はHTML5。複数のvideo要素を同じページに表示させて同時再生してみるとどうなるか、というデモでした。最大9個のビデオが同時再生されたのですが、ハードウェアアクセラレータが搭載されたIE9ではサクサク再生できてました。それに対してSafariはかくかく再生。。ハードウェアアクセラレータの能力が垣間見れた瞬間でした。

「Silverlightを忘れてはいけません。ブラウザー?プラグイン?」:マイクロソフト 春日井 良隆さん

Silverlightの使いどころについての発表。

「HTML5 vs Flash (or Sliverlight)」という話題が一時期色んなところで立ち上がっていましたが、実際のところ使いどころによってそれぞれの技術を使い分けることがいいとのこと。Microsoftさんは最近HTML5を全面に押し出して活動されているようにも見えますが、だからといって別にMicrosoftがSilverlightをやめるわけではないのだそう。

Silverlightの使いどころとして、個人的にいいなぁと思ったのがWindows Phone。どうやらWindows Phoneの開発環境はSilverlight(またはXNA)だそう。Siliverlightが開発環境になるということは、Web用に開発したソフトウェアをほんの少し修正するだけで、スマートフォンにも展開できるようになるということで、非常に魅力を感じました。

その他にもSilverlightには、Excelとの連携機能や、Adobe AIRの用にクライアントPCにソフトウェアをインストールするための機能なんかも備わっているみたいで、ビジネスソリューションとしても有用だよ、ということを発表のなかで強調されていました。

「最強のJavaScriptプログラミングツール、Visual Studio 2010に注目」:マイクロソフト 物江 修さん

Visual Web Developerという、Visual Studioに含まれるWeb開発のための統合開発環境について紹介されていました。

特徴として、JavaScriptのデバッグ(変数ダンプやブレークポイント、逐次実行など)、カスタマイズ可能なインテリセンス(コード補完、ドキュメント参照など)が挙げられていました。jQuery関連のコード補完も、インテリセンスをWebからとってくれば可能になります!

「実行」ボタンを押すと、自動的にWebサーバとブラウザが立ち上がり、コーディングに使っているソフトウェアでそのままJavaScriptのデバッグができるということに魅力を感じました。

僕は普段、コーディングとデバッグに別々のソフトウェアを使っているのですが、実際ちょっと煩わしいです。起動するブラウザを設定で変更することもできるので、ブラウザが変わればデバッグ環境も変わっちゃう、という用な問題も回避できますね!

無料で使えるので、Windowsで普段開発されている方は一度試してみても損はないんじゃないかなぁ、と思いましたー。

「さっそく、そのVS2010でJavaScriptを組んでみました。」:田中 朋也さん

そのVisual Web Developerを使って、実際に簡単なWebアプリを作ってみましたよ、という内容の発表。

発表内容とは関係ないですが、画面上の注目すべきところに「赤い四角」を表示させたりと、ものすごく発表慣れされてるという印象を受けました!僕もああいうツールを使って発表してみたいなぁ。

発表はほぼLive Codingというような形式で、実際にコードを書き進めながらVisual Web Developerの諸機能について紹介されていたのですが、やはり目についたのがjQueryのコード補完 & ドキュメント表示機能です。メソッドの候補をただつらつらと羅列するだけなく、メソッドの用途や引数の意味まで表示されることにとても感動しました。

デフォルトではjQueryの補完機能は有効にはなっていないのですが、Webから必要なファイルをとってくることで有効になるみたい。

僕もWindowsユーザなら間違いなく試しに使ってみるんだけどなぁ・・・

「便利なのに知らないでしょ?Web Platform Installer お得なのに知らないでしょ?Website Spark」:マイクロソフト 物江 修さん

Windows環境に、PHPやMySQL、WordPressなどのオープンソースソフトウェアを簡単にインストールできてしまう「Web Platform Installer」と、MicrosoftのWeb開発会社支援プログラムである「Website Spark」についての紹介。

Web Platform Installerを使うと、IISが動作しているWindowsであれば、必要なソフトウェアにチェックを入れるだけで、それらのソフトウェアが簡単にインストールできてしまいます。上で紹介されていたVisual Web Developerもこのツールでインストールできるみたい。VM上のWindows XPに試してみようかな。

Website Sparkは、審査の結果登録されたWeb開発会社に対してVisual StudioやWindows Serverなどの製品や教育プログラムを無償で提供しますよ、というもの。25名以下の企業が対象みたいなのですが、すごくお得感を感じました。Microsoftってベンチャー支援にすごく力をいれているイメージがありますねー。

まとめ

こんな感じにMicrosoft一色のイベントとなっていました。

Web業界の方々にとっては、「Microsoft = IE(特にIE6 )」という感じで、Microsoftに対して良くないステレオタイプを持っている人も少なくないと思います。

だけど、そういうのは一旦置いといて、冷静になってMicrosoftが提供している製品を見つめ直すと、「実はとても便利だった」みたいな意外な発見があるんだな、ということを今回のイベントで知りました。

僕はIEでWebサイトの動作をチェックするときくらいにしかWindowsを起動しないMacユーザーなのですが、だからといってMacに固執したりはせずに、たまにはMicrosoft製品も試しに使ってみようかなぁと思ってます。

今回CSS Nite初参加だったけど、また行きたいなー。
それでは!