[Hack Design 勉強メモ] Week 1-1 “スタートアップよ、これがデザインだ。”

Hack Designでデザインについて勉強してみるシリーズ。 Week 1のテーマは「What is design? Why is it important?(デザインとは何か?なぜ重要なのか?)」です。

今回はWeek 1の最初のコンテンツ、「Startups, This is How Design Works」という記事を読んで勉強しました。タイトルを訳すと「スタートアップよ、これがデザインだ」という感じでしょうか。

スタートアップに対して、デザインの定義、重要性、デザイナーの見つけ方を教えてくれるいい記事です。実はこの記事、以前に一度読んだことはあるのですが、改めてしっかり読みなおしてみました。

デザインとはなにか

デザインについて考えるとき、どうしてもグラフィカルなアウトプットにどうしても目が行ってしまいがち。でもそれはデザインのほんの一面でしかありません。

デザインとは「何らかの問題を解決のための手段」のこと。視覚的、あるいは物理的な問題を解決するためにデザインがあります。

根本的な定義の部分なので、間違えないようにしないといけませんね。

良いデザインとはなにか

Good design(良いデザイン)とはどのようなデザインでしょうか。この問いに対する答えが Dieter Ram というデザイナーによって定義されています。

その定義による、良いデザインとは、

  • innovative (革新的な)
  • makes a product useful (役に立つ)
  • aesthetic (美しい)
  • make a product understandable (理解しやすい)
  • unobtrusive (目立ち過ぎない)
  • honest (見栄を張らない)
  • long-lasting (長続きする)
  • thorough (綿密な)
  • environmentally friendly (使われる環境について考えられた)
  • as little design as possible (問題を解決できる範囲でできるだけ最小の)

を満たすデザインのこと(日本語訳は僕によるもの)。

それぞれの項目もまだ抽象的な印象はありますが、それでもこうやって分解することで、デザインに対する見方が変わります。自分が「デザインがいいね」とおもった時、それは一体どこに魅力を感じているでしょうか。これから意識していろんなものを見ていこうと思います。

いろんなデザイン

一言でデザインと言っても、何をデザインするかでいろいろな種類があります。

  • グラフィックデザイン:2次元の表面に描かれるものをデザイン
  • インタラクションデザイン:デジタル製品やソフトウェアをデザイン。ユーザインタフェース(UI)やユーザエクスペリエンス(UX)のデザインがこれに含まれる。ユーザが何らかの目的を達成することにフォーカス。
  • インダストリアルデザイン:物理的な工業製品をデザイン。人間と製品、それが使われる環境の関係性にフォーカス。

UIとUXの違いについても少し触れられていました。ユーザインタフェースデザインは、ユーザの目的を達成することにフォーカスし、それ以上のことはしません。ユーザエクスペリエンスデザインは、心理学や社会学、認知科学などを活用することで、ユーザと製品がよりシームレス、便利にインタラクションできるようにすることを目的としています。

全部ひっくるめてデザイン。ですが、何をデザインするかで、必要なスキルや知識、アプローチも全然変わってきます。何をデザインしたいのか、今何をデザインしているのかをきっちり見定めておく必要があると感じました。

スタートアップにおけるデザイナーの重要性

最近のスタートアップでは、資金調達やユーザの継続利用において、デザインが大きな差別化要因になっている傾向があるとのこと。

例えば、 AirBnBPath など。これらのスタートアップはデザイナーが創業者であることが紹介されていました。

スタートアップの創業者の構成として、長い間「ビジネス担当」と「エンジニア」のペアが理想的だと言われてきたけども、そこに「デザイナー」の力を加える事が、必要だということ。

なかなかデザイナーを見つけることは難しいですが、そのための方法として、ミートアップに参加したり、 ZerplyDribbleBehanceといったサイトで活動しているデザイナーにコンタクトをとると良いそうです。

注意すべき点として、「すべてにおいて精通した魔法のようなデザイナーを見つけようとしないこと」が挙げられていました。デザインにフォーカスできるデザイナーと、コードにフォーカスできるエンジニアは分けて考えるべき。また、自分たちのチームに必要なデザインスキルに優先順位をつけておくことで、採用活動が行いやすくなるようです。

「雇用してから成長させることも大事」とも書かれていましたが、これは少し難しさを感じました。自分ができないことを相手に教えることは難しい。直接教えることが全てじゃなくて、スキルアップできるような環境をしっかりつくるということなのかな。

スタートアップに関する話は、とても身近なテーマ。明日から使える知識としてとても参考になりました。

まとめ

ちょっと長い記事だったので、メモも長くなりました。

この記事全体がとてもよくデザインされていると感じたのですが、それは「良いデザイン」の定義のどの項目に当てはまるからなんでしょうか。「美しい」ということはわかるけど、他の項目に関してはどうでしょう。「革新的」と思えるギミックは記事の中に用意されていました。

きっとHack Designで勉強し続けることによって、こういったデザインの良し悪しもうまく判断できるようになるんでしょうか。「デザインのこともっと勉強したい」と思えるような、素晴らしいきっかけを与えてくれる良記事でした。

次のコンテンツにも期待です。また記事にまとめます。

それでは!