情報の海に溺れないように、アウトプットを前提としてインプットしようという話

色んな所ですでに議論しつくされた話だとは思いますが、実体験として感じることがあったので、反省の意味も込めてメモ。

Web、本、勉強会など、世の中は様々な情報であふれています。こういう状況では、技術的興味だったり、知的好奇心だったりがくすぐられて、湯水のように情報をどんどんインプットしたくなります。

でも、いくら情報がたくさんあるからって、何も考えずにインプットし続けていては、いつかは情報の海に溺れてしまうことになります。

何も情報をインプットしていない状態をゼロだとすると、情報の海に溺れている状態はマイナスです。つまり、溺れるくらいならインプットしない方いいんじゃないか、ということです。

情報をインプットするときは、なぜ必要なのかその目的を明確にした上で、頭のなかでしっかりかみ砕き、最終的に何らかの形でアウトプットするべきだと思います。アウトプットを前提にしてインプットすることで、情報の信頼性や価値、その背後にあるコンテキスト、それを踏まえた上での自分の考えを、頭のなかで明確に整理ことができます。そこまでやっていれば、きっと情報の海に溺れることはないんじゃないはずです。

自分の頭のなかに整理できていない情報がたくさんある状態のことを、情報の海に溺れる、と表現するのではないかと思います。

例えば、誰かに何かを提案する場合、情報の海に溺れている状態だと、ひとりよがりの提案になりがちです。現状に関する十分なヒアリングを行わず、色んなところに転がっている玉石混合の情報だけをもとにして、あるべき姿を自分勝手に膨らませ、時には「流行っているから」「みんなこう言っているから」といった根拠の無い理由を振りかざして、現状とかけ離れたありえない提案をしてしまうのです。

あとでアウトプットすることを前提に情報をしっかり噛み砕いて整理しておけば、「こういう状況ではこの方法はいいけど、ああいう状況ではイマイチだな」という考え方ができるようになり、あるべき姿を自分勝手に膨らませるのではなく、まずはヒアリングしようという考えになるわけです。あくまで架空の話ですが、気をつけなければいけないところだと思います。

今までの僕の情報収集は、目的意識は強くなく、ほとんどアウトプットしない、しかも、Pocketに「あとで読む」と保存しておいた記事をランダムに読むという、情報の海に溺れる気マンマンの方法で行っていました。ランダムに読むためのAlfred Workflowを自分で作ってしまうほどの勢いです。これはいけません。

時間は限られています。今自分が置かれている状況を踏まえた上で、今何を知り、何を勉強するべきかを決めましょう。その上でただ情報をインプットするだけではなく、アウトプットすることを前提に、自分の頭のなかで噛み砕きながら整理しましょう。情報やそこから得られるツールや方法論は目的ではなく、あくまでも手段です。そこまでやってようやくゼロがプラスになります。そこのところを忘れないようにしましょう。

自分に言い聞かせてみました。明日から変わろうね。今気づけてよかったです。

それでは以上です。ありがとうございました。