チームの OKR の Objective を考える時、チームのみんながワクワク、熱狂して取り組めるものを掲げるのが大事だと思う。
一方で、組織全体を俯瞰的にみたり、他のチームからみたりするときに、何を達成するために活動しているチームなのかがパッとわかるように、わかりやすい Objective を掲げるのも重要。
ただ、他チームからみた時のわかりやすさを重視してしまうと、チーム内向けのワクワクさや熱狂できる度合いが下がってしまうこともある。表現が冗長になってしまったり、長くなってしまったり、ありきたりなものになってしまったり。
ワクワク・熱狂さを出すための方法は色々ある。Objective を達成した時に実現できる状態や得られるもの自体がワクワクできるものであることは前提として絶対必要。それをより印象的でずっと頭に残り続ける、辛い時もポジティブに課題を乗り越えたくなるような、そういったものに進化させるために、遊び心を加えることも考えたい。
例えば、チームメンバーが好きなものや面白いと思うものをモチーフにしたり、チームメンバーの性格に合わせて感情に訴えかけるような表現にしたりするとか。内輪ネタ過ぎて、そのチームメンバーにしか伝わらないものになるかもしれないけど、それでチームの推進力やチャレンジしようとする意思を少しでも高められるのであれば、いいんじゃないかな。
Objective は外向きとチーム内向きの二つがあってもいいかもしれない。外向きの Objective はわかりやすく、比較的平易な言葉で表現されていて、内向きの Objective はチームの士気を上げるために特化した表現が使われてるような。どちらも本質的には同じ Objective を指している感じ。
ついつい目標設計て真面目に考えてしまう。もちろん、真面目に考える必要はあるんだけど、時には遊び心や笑いを加えた方が、実は目標達成に近づけたりすることもある。先日 OKR を考えるミーティングの中で、仕事中にここ最近で一番大笑いしてたくさんワクワクした後に気づくことができた。