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Issueのゴールを20%くらいは超えていく

Posted on:2018年2月19日

ゴールを勝手に 20%くらいは高く見積もった上で Issue に取り組むといいよ、という話。

みんなは当たり前にやっていることかもしれないけど、最近、意識して取り組んでいるのでメモ。できないときもありますが。

今の職場では GitHub の Issue 上で様々なタスクやそれにまつわるコミュニケーションを行なっている。自分をアサインした(あるいは誰かにアサインされた) Issue に取り組み、アウトプットを出して、最終的に Close することが、日々の基本的には仕事の流れになる。

日々の取り組んでいる Issue には達成したいゴールが設定されている。どうすればこの Issue が Close できるのかという完了条件。Issue にゴールや完了条件が明示的に書いてある時もそうでない時もある。ただ、どちらにせよ Issue に取り掛かかるときは、達成したいゴールをしっかり認識することが、誰にとっても最初にやるべきことになる。

仕事をし始めたばかりの、もう少し若い頃は、Issue のゴールを達成できただけで、やりきった感や達成感があった。評価もされた。でも、少しずつ時間が経って、経験も積んでくると、それだけじゃ物足りなくなってくる。達成感も小さくなるし

もっと自分はできる、もっと成長できる、もっと貢献できる、もっと価値を発揮できる、みたいな気持ち。同じところにずっと居続けるだけで、何も変わってないけど、それでいいのか?みたいな、焦りみたいな気持ちも含んでいるような。

じゃあどうすればいいか。

いろいろやり方はあるんだろうけど、目の前にもし積み上がった Issue があるのであれば、それをうまく使うのが手っ取り早くていい。

何をするかというと、Issue のゴールを 20% でいいから、実際のゴールより大きく見積もってみる。つまり、目標を高く設定する。目標を高く設定するタイミングは、Issue に取り掛かる時でも、元々のゴールを達成できた時でもいつでもいいと思う。

普通に Issue をこなして、ゴールが達成できる状況になったとする。そこで Issue を Close する前に、一回立ち止まって考える。

Issue の元々のゴールには、大抵の場合欠けている観点やポイントがある。もう少し長期的に考えたら?もう少し視野を広げたら?別の視点からみたらどうだろう。未来の自分はどう思うだろう。未来のチームメンバーはどう思うだろう。未来のお客さんはどう思うだろう。

自分はソフトウェアエンジニアなので、開発が伴う Issue にとりくむことが必然的に多くなる。

こんなこと(順不同)を Issue を Close する前に立ち止まって考えて、元々のゴールを 20% だけでもいいから超えていくようにしていけば、プロダクトもチームも自分も、毎日着実に成長していけるし、達成感を感じながら仕事ができるんじゃないかと。

20% という数字には具体的な意味はなくて、40% でも 100% でも何でもいいんだけど、自分の中ではそれぐらいの感覚がちょうどいい感じがするので、そう書いてみただけ。延々と高いところを目指し続けて、いつまでたっても着地しないのはそれはそれでどうかと思うので、20%くらいがいい感じのバランスだとは思う。が、人それぞれ。

おしまい。