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実現したいミッションと今の自分たちのギャップを埋めるためにやるべきこと

Posted on:2023年8月15日

会社で掲げた大きなミッションは、今チームにいる人達の、今持てる知識や経験、能力、アイデアだけでは実現できないものだったりすることがある。そんなときに、自分はどういう行動をするべきなの、考える機会があったので、自戒を込めて書く。

こういった、ミッションと能力にギャップがある状態自体は、別に悪いことじゃない。 周囲の人たちや社会をどのような状態にしていきたいか、今に縛られずにできるだけ制約を取っ払って、世界の理想像から大きく考えることが重要だと思う。

でも、そのギャップがある状態をそのままにしておいてはいけない。ミッションを実現するために必要な知識や経験、能力を最終的には獲得する必要がある。そのために、チームとして個人として学習・成長をし続けながら、思考と行動を繰り返し、ギャップを埋めていかないといけない。

チームのみんなで、大きなミッションを実現したときの世界がどういったものなのか、その状態にどうやってチームとして進んでいくのか、そんな議論をするのはとても有意義で、必要なことだと思う。でも、そういった議論ばっかり繰り返しているだけだと、いつかは停滞感だったり、同じところをぐるぐる回ってるような感覚になってくる。

閉じた環境の中だけで、限られた人たちの間だけで、今持ってる、今使える知識や経験、能力だけをつかって、ただただ議論を繰り返しているだけでは、せっかく掲げた大きなミッションが、机上の空論や絵に書いた餅になってしまいかねない。それでは、いつまでたってもミッションの実現に近づけない。

大きなミッションを実現するためには、当たり前だけど、そのために必要なことに取り組み続けなければいけない。そしてそれは、「◯◯ができたら」のように後回しにするのではなく、今からやるべき。今すぐやるべき。

ミッションを実現に少しでも近づくために、議論がより有意義なものになって、新しいアイデアや行動のプランが導き出せるようになるために、今のチームや個人に足りてない知識や経験、能力、アイデアを獲得するための行動をすぐにでも始めよう。

他にもあるかもしれないが、ミッションについての議論や行動と並行して、こういったインプット目的をもって継続的にやり続けよう。一回きりだと意味がない。ミッションが実現できるまでずっと続ける必要がある。

これらを継続することによって、インプットと議論と行動がいい感じのフィードバックループを生み出すことができる。それができれば、ミッションの実現に向けてチームが進んでいくスピードは、それまでよりも速くなっているはずだと信じてる。

ある取り組みが、ミッションの実現のために必要だったかどうかは、結局のところミッションを実現できて後ろを振り返ったときにしかわからない。だから、今見えている「点」に対して行動を積み重ねていくしかない。やれることは仮説を持った上でとにかくやってみよう。あとからやるのではなく、いまやろう。

というわけで、たくさんインプットして、たくさん勉強します。